小説・絵などのもくじ
- こちら - 。  -  (別窓)

saylus(俺)について
- こちら - 。   -   (別窓)

アルカナコレクション
- こちら - 。   -   (別窓)

 


るべれてん 【 saylus : [根性] 】

[ジョブ]
サラリーマン
フリーライター
見習いカトリック信徒
エクソシスト

[レベル]
21

[称号]
割愛

[HP]
2051 / 5634

[MP]
315 / 645

 

 

 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.--(--:--)|スポンサー広告||TOP↑



 あれから然程かからぬ内に、辺りを取り囲んでいた男達は残らず地に伏せていた。
セヴランは地に伏せっている男の首から麻のマフラーを抜き取り、剣に付着した血液を
ふき取ってそこらに放り投げた。
グラストも同じ様にして、マフラーを投げ捨てなかった代わりに負傷した腕をきゅっと結ん
で応急手当てをした後、背中のホルダーにガ・ジャルグ赤い槍を固定した。


「これで全部、か。随分と群がったものだな」


 グラストは自虐とも揶揄とも捕えられるセリフを吐き、荷馬車のへりに背をもたせかけた。
そして懐に手を入れ、コームを取り出す。


「あぁ、髪が乱れたな・・・」


 そう残念そうに言って御者台に足をかけ、貨物部に入り込んで鏡を引きずり出し、身だ
しなみを整え始めた。
それを横目で見ていたセヴランは、『さて、掃除をするか』と呟いて、行く手に伏せる男達
をどけ始めた。
 セヴランは男の足首を持って、ずりずり引きずりながら路肩へ放置する。
隻腕の者、足が片方無い者、気絶している者、熟睡している者。
引き摺っている最中に僅かに呻いた者も居たが、セヴランはそれに反応せず黙々と道を
空けていた。
 セヴランの剣に付着した血液も、グラストのガ・ジャルグ赤い槍に付着した血液も、全ては
敵の血液だった。
しかし、彼らの武器は敵から血を奪っただけで、命まで奪ってはいなかった。
その理由は至極単純で、彼らと刃を交えた時、彼らの目には怯えがあったからだ。
セヴランもグラストも、騎士であって殺戮者ではない。だから彼らは、人を本気で殺そうと
しない者を殺す真似はしなかったのだ・・・。







 馬車の中で寝食をし、朝早くから馬車に揺られ日が沈む頃には野営の準備をしていた
セヴラン達は、それを何度か繰り返した後の昼下がりには村の入り口に到着していた。
旅行中の食料として乾燥させた麺麭やら塩漬けの豚肉の燻製ベーコンやらザウアークラウトやらを
沢山詰め込んではいたが、流石に何日も何週間も食べ続けると飽きてしまうもので、
グラストは暖かなスープと焼きたてのパンを渇望していた。
 だからこそセヴランとグラストは、村に入っていの一番に宿と酒場を探そうと心に決めてい
たのだった。



 ミレシア王国との国境となっているシーレイド山の中腹に、トッタン村と呼ばれる農村があった。
トッタン村は主に農業と酪農業で成り立っており、国境沿いと言えど戦争や内乱等のきな臭い話
とは無縁であり、偏狭の地にあるが故に文明の進歩とも縁が無かった。
 このトッタン村できこりをしている男、ガロウェス・フローランサンは昼食を取るために帰宅しよう
として、村の入り口に不審な馬車が停まっている事に気が付いた。


 ―― もしや、盗賊の馬車か?
 ―― 盗賊が馬車で襲撃して来て、この村を襲っている最中なのだろうか?


 ガロウェスは胸騒ぎがして、荷車を力いっぱい牽引しながら村まで駆けて行った。
斧を担ぐ右腕に力を込めて、数十歩駆けた所ではたと気付く。


 ―― ・・・盗賊は、数人とは限らんな。
 ―― もし盗賊が大勢だったら。おれ一人では太刀打ち出来ないのではないだろうか。
 ―― そしたら、正面から突っ込むのはマズいな。


 きこりとは言え、ガロウェスも馬鹿ではない。
悟られないように、ばれないように荷車を草原で手放し、斧を構えて馬車の後方へとじりじり近
寄っていく。
一歩、また一歩と足を進ませていくガロウェスは、これから起こるであろう戦闘を想像し、拭われ
る事の無い冷や汗を流し続けた。


 やがてガロウェスは粗末な荷馬車に近付いて中を覗き、はたと気が付く。
そこには男女各一人分の生活用品と残り少ない食料、そして男物の甲冑と女物の露出度の
高い甲冑、そして嫁入り衣装が置かれていた。
てっきり盗賊のものとばかり思いこんでいたガロウェスは驚きの余り眼を見開き、後ろに飛び退いた。
その時迂闊にも手斧を落としてしまったが、ガロウェスは拾おうともせずに地べたに座り込んだ。
てっきり盗賊の馬車とばかり思い込んでいたが、その甲冑にリット王国兵団の紋章である楯と
剣がクロスされた印があしらわれていたので、盗賊ではなくそれを狩る物兵士、それも鎧に刻まれて
いると言う事は、彼らが練達の戦士騎士だと言う事は、田舎育ちのガロウェスでも理解出来た。
 今しがた見た材料を元に、荷馬車に搭載していた荷物について自分の見解を組み立ててみた。


 ―― 何だ、こいつらは騎士2人、それも男女ペアか?
 ―― しかも女の方は嫁入り衣装持参だ。この村で祝言を挙げに来たのか?
 ―― もしや、男の方か女の方がこの村出身か・・・。
 ―― だとすれば、少しでも盗賊と思ってしまった事に謝罪をしなければな。


 そこまで考えた所で、ふと目の前が翳った事に気が付いたガロウェスは面を上げた。
すると緑色の醜悪なバケモノ、ウェアゴブリンが先ほど自らが落とした手斧をガロウェスの頭上
で振り翳していた。
反射的に左腕を掲げ、防御姿勢を取る。
 恐らく、左腕につけてある小手である程度の衝撃は軽減出来るだろう。
運がよければ左腕の骨折程度で済むだろう。
それからウェアゴブリンに足払いをかけ、転倒させた所で胸を踏みつけ、斧を奪って首を取る。
これからの行動計画を瞬時にシミュレーションした彼は、さあ来いとばかりに左腕を掲げて歯を
食い縛った。


 その時、何か鈍い音がして、ガロウェスは『あぁ、おれの左腕が逝ったんだな・・・』と思った。
痛みは全くと言っていい程無い。恐らく、興奮状態にあるからまだ痛みを認識していないのだろう。
ガロウェスは右手を軸にして、目前に居るであろう敵に足払いをかける。
が、やはり何も感じなかったので、恐らくウェアゴブリンが飛び退いたのだろうと思いちっと舌打ち
をして、先ほど軸にした右腕に力を込めて前方にタックルを仕掛ける。
 今度は何かやわらかいモノに当たる感覚がしたので、敵を組み敷いて押さえつけるために胸
倉を押さえつけた。
しめたとばかりにガロウェスは懐に手を入れ、工作用のナイフを取り出そうとした矢先。


「おい、貴様の目は節穴か。
 いきなり押し倒してきたと思えば刃物で脅すのか。
 全く、何故私はこんなゲス野郎に大人気なのだろうな」


 そう声が聞こえて、細く白い手がガロウェスの左腕を掴んだ。
よく見てみると利き手である左腕は無傷で、ウェアゴブリンも見当たらなかった。


「ウェアゴブリンは・・・?」

「私が倒した。見ていなかったのか?」


 そう言って組み敷かれている女性は左方を見る。つられてガロウェスも左方を見ると、そこ
には頭に深々と緋色の槍が突き刺さっているウェアゴブリンの死体があった。


「お前が、やったのか・・・?」


 ウェアゴブリンから眼を離さずに言ったガロウェスに対し、組み敷かれている女性は『うん』と
短く答えた。
それを聞いたガロウェスは、ゆっくりと目線を組み敷かれている女性に持って行き、


「お前は何者だ・・・?」


 と問うた。
組み敷かれている女性は眉間に僅かに皺を寄せ、ゆっくりと左手を胸の方へ持って行った。
そして、胸に刺繍されている紋章を指差す。


「剣と楯の・・・。
 もしや、貴様はこの馬車の持ち主の一人か?」


 紋章を撫でながら、ガロウェスは言葉を続ける。


「何故、たった二人で来た?
 何故もっと早くに来なかった?
 何故、女なんかを寄越した・・・?」


 言っている内に熱が篭ってきたのか、ガロウェスは力いっぱい組み敷いている女性の胸に
あるリット王国兵団の紋章を握った。
されるがままになっている女性は眉間に皺を寄せながら、右方を見遣った。


「パパ、こいつも婿候補にノミネートされているのか?」


 何事かと思いガロウェスも右方を見遣ると、そこにはいかにも高級そうなローブを着た、無精
髭の剣士が立っていた。


「ふむ、少々礼儀がなっていないようだが、戦士として見れば、体格は評価出来るな。
 婦女子に対するマナーさえしっかり叩き込めば、この筋肉馬鹿娘に見合う男になるだろうな」

「本気で言っているのか、馬鹿パパ」

「娘にラッカイでも魔術師でもないもやしのような男が付いたら私が困る。
 ラッカイだったらラッカイだったで困るが、相手がラッカイでない限り負ける確率の低い
 男を付けねば、孫が出来る前に母親が逝きそうなのでな」

「待て、パパ、結婚させても私を兵団に留めておく気か?」

「結婚程度で家に引きこもる女になれると思うのか?」

「それは、やる気があれば出来ん事もないだろう」

「ムリだな。
 お前は対精霊とのラッカイになれる素質を持っている。
 と言うかそもそも、タイユフェール家に産まれたのならばラッカイになれないとおかしい」

「ラッカイになれたからと言って戦場に立つかどうか選ぶ権利はあるだろうに」

「権利があっても、お前は立つ方を選ぶだろう。
 こんな男女が家に大人しく引きこもれるか」


 ローブの男と組み敷かれた女はここまで一気に言い合った後、むすっとした女を見下ろし
てローブの男が伸吟を漏らす。


「所で君。
 白昼堂々と大草原でレディーを押し倒すなんて、あまり感心出来ないシュミだな。
 娘に手を出すのは構わんが、私の孫の生産は屋内でやってくれないか?」


 口の端を吊り上げて、先ほどの会話より父親と思しきローブの男がガロウェスを見下ろす。
ガロウェスは何故そんな事を言われたのか始めのうちは理解できなかったが、自らが右手で握り
締めているリット王国兵団の紋章、そしてその位置が組み敷いている女性の胸の真上だった
ので、ガロウェスは瞬時に理解し顔を赤らめながら、急ぎ組み敷いている女から体を起こした。


「済まなかった。別に、そんなつもりではなかった」


 そう言いつつガロウェスは女性に手を差し伸べて、立ち上がるのを手伝おうとした。
が、女性はガロウェスの手を借りずに立ち上がり、ウェアゴブリンに突き刺したままだったガ・ジャルグ赤い槍
抜き取り、背中のホルダーに仕舞い込んだ。
 その様子を呆けた表情で見ていたガロウェスは、またゆっくりと歩いて戻ってきた女性が
むすっとした表情のまま腕を組んだ事によりはっとして、普段はあまり開くことの無い口を開いた。


「おれの名前はガロウェス・フローランサンだ。
 この村できこりをしている。
 村の入り口に不審な馬車が停まっていたので、てっきり盗賊が襲撃して来たのかと思い、
 失礼ながら馬車を覗き見た所その様子が無かったばかりかリット王国兵団の紋章を見つけ
 驚いていた所、ウェアゴブリンに襲われていたワケだ。
 今までお前達にかけた迷惑の分、きちんと謝罪したいと思う。
 何かおれで手伝える事、出来る事があれば・・・そうだな、村の人間に『ガロウェスの家は
 どこだ?』と聞いたらわかるだろう。

 しかし、お前達は何者だ?」


 ガロウェスはここまで一気にまくし立てた後、ローブの男と不機嫌そうにたっている女に向き直る。


「だから先ほどから何度も示唆しているだろう。
 私たちは、ただのリット王国兵団の兵士で・・・」

「グラスト、そこまでそっけなくしなくてもいいじゃないか」


 ローブの男は不機嫌そうな女の言葉を遮って続ける。


「私はセヴラン・パテクリッガ・タイユフェール。
 リット王国兵団の兵団長をやっている、『剣のラッカイ』だ」


 そう言いながらセヴランは左腕を巻くってガロウェスに見せる。
セヴランの左腕には、地に挿された剣が風をまとっている刺青が刻まれていた。


「お前があの『旋風の兵団長』か?!」


 セヴランは機嫌良く答える。


「あぁ、こんなに王都から遠い村でも私の名を知っている者が居たとはな。
 そうだ、私がその『旋風』の称号を持つ騎士だ」


 称号なんてカメオ一つ分の価値も無いが、と続けて、セヴランは胸のカメオを指で軽く触れた。
対するガロウェスは少し身構えて、セヴランに返答する。


「そうか、それだったら村に警報を出さないとな。
 危険人物が村に入ってきた、と」

「待て、それはどう言う意味で、だ?
 素晴らしくイケメンの兵団長が来た、って意味なら光栄だな」


 少し顔を曇らせたものの、セヴランは尚も自信たっぷりに言う。


「リット王国随一の女たらしが来た。
 娘の貞操を守りたければ、兵団長が去るまで娘を家から出すな、とな」


 セヴランは剣に左手をかけ、屈んで右手を右足首に翳した。


「前言撤回だ、貴様にうちの馬鹿娘はやらん。
 ここで私の剣の錆になれ」


 そう言って移動速度を上げる魔法を唱え始めたセヴランと、武器を構えて村の入り口の方に
じりじりと下がりながら応戦しようとするガロウェスを見て、腕を組んでむすっと見守っていたグ
ラストは突然大声で笑い始める。
 何だ、何が面白い・・・?と言い掛けたガロウェスを尻目に、グラストは言った。


「はっはっは、お前、気に入った。
 私はグラスト・タイユフェール。リット王国兵団の第一師団長をしている。
 パパの事を知っているのならば、ガ・ジャルグ赤い槍の騎士と言え
 ばわかるだろう」


 尚も快活に笑いながら右手を差し伸べたグラストに対し、きょとんとして左手を差し出すガロウェス。


「私とパパは、この村付近に出没する山賊を一掃する為に来た。
 大軍で来ると山賊も警戒してなかなか尻尾を出さないかもしれないから、二人だけで来たんだ。
 ・・・と国王陛下とパパから言われ、うまくはめられたがな。
 本当は私の婿探しも兼ねた偵察らしい」


 そう言ってセヴランをきっと睨む。


「ま、私たちはこの村を助けに来たんだ。
 来るのが遅くなってしまって済まない。これから、一生懸命仕事に取り組ませて頂く」


 好意的な笑顔をガロウェスに向けて、握手していた手を離す。
ガロウェスはグラストの手を離すと、ゆっくりと地に膝を着いてグラストに向かって跪いた。


「頼む、おれにもその作戦を手伝わせてくれ。
 おれは、盗賊に家族を殺された。
 父も、母も、兄も妹もだ。
 だから盗賊が憎い。出来る事ならば、刺し違えてでも頭領を殺したい」


 この通りだ、とばかりに頭を下げるガロウェスに対し、剣を戻したセヴランは口を開く。


「気持ちはわかるがお前、何か扱える武器はあるのか?」

「木を伐る手斧しかない」

「だったら話にならんな」


 セヴランはガロウェスに背を向けて続ける。


「・・・グラスト、お前に命令する。
 ガロウェスに私の予備の剣を与え、その練習相手になれ」


 不意に顔を上げたガロウェスを見遣る事無く、セヴランはまだ続ける。


「私は兵士を無駄死にさせるシュミは無いからな。
 練習させて、使えるかどうかじっくりと考えてから我が兵団に迎え入れるか考えてやる。
 ・・・出来れば、兵団に迎え入れて娘の婿になって欲しいけどね」


 冗談めかして言ったセヴランを見上げて、ガロウェスは言った。


「しかし、彼女は槍の名手だと聞きます。
 槍の名手が剣を教えるなんて・・・」


 彼を遮って、グラストは言う。


「心配だ、と言いたいのか?
 ふん、女だからと言って甘く見るなよ」


 挑発的にそう言って、グラストはマントを翻し村の入り口に向かった。


「さぁ、村の駐在兵団員を招集して、うまいメシと綺麗な風呂、清潔なベッドを確保してから会議
 を始めようじゃないか」


 そう言いつつ背を向けて歩き出したグラストに、ガロウェスは声を投げかける。


「うまいメシと綺麗な風呂、清潔なベッドが欲しいのならおれの家に来い!
 親戚の叔父が経営している宿屋の部屋、2部屋ほど確保しておく!」


 グラストは歩を止め、ガロウェスに向き直る。


「ほぅ、それは運がいいな。
 今日の仕事が半分も減った」


 冗談めかして言い、軽く笑いながらまた村の入り口へ歩き出す。
やがて彼女が見えなくなると、傍らのセヴランは馬車の荷台に乗り込んで、『うーむ、この花嫁
衣裳も使われる時が近そうだな。仕立て屋に少々コーディネートを変更してもらうか・・・』と言って、
荷物をあさり始めた。

 暫し佇んでいたガロウェスだったが、昼食を取りに帰っていた最中だったことを思い出し、置い
てきた荷車を取り戻しに村の入り口に背を向けて、草原を歩き始めた。





次回は待ちたまえ
スポンサーサイト
2008.11.23(16:14)|背徳のシュヴァリエコメント(0)TOP↑




 かたん、ことん。かたん、ことん。
簡素な造りの木造馬車が、山峡の丘陵部にある細い道を規則正しく音を立てて進んでいる。
その木造馬車は、貨物部も木造、タイヤも木造、座るところも木造、と木部100%の屋根付き馬車で
二頭のトロッターに牽引させていた。
 御者をしている男は、御者と言う身分に全く似合わず見るからに高価そうなローブを羽織り、薄紫に煌く
胸当てを装着していた。
腰にはカットラスのような、コピシュの様な、兎に角刃先が特殊な形をしている剣を携え、ローブの下に
巻いたタイを留めるブローチには、楯と剣がクロスした紋様が描かれている。
彼は、どうひいき目に見ても御者と言う身分ではなかった。
 対する乗客は、緩やかなウェーブのかかった髪を風になびかせていた。
露出の多い鎧を身に纏い、傍らには血で染め上げたと言えば大人でさえ信じてしまうような、真っ赤な
柄の斧槍を持っていた。
その女性は馬車に揺られながら、御者の座る場所と貨物部を隔てる低い敷居に腰をもたせかけて俯いていた。


「パパ、あとどの位で到着する?」


 声だけで判断するのならば、大多数の者はその声は間違いなく男の声だと判断するだろう。
しかし、声を発したのは女性、それも同性でさえ羨む程の美貌を持った女性が発したのだ。
 その美しくも男の様な声を発する女性は、御者にそう語りかけた。


「そうだな・・・。
それは私の目標に対する問いか、目的地に対する問いかで変わってくるな」


 鼻歌でドナドナを奏でながら、御者の男は返答をする。
トロッターが馬車を揺らすリズムに合わせて、荷馬車が揺れる。


「パパの目標、か・・・。
それは私の目標でもあるな」


 女性は腰のオーモニエールから地図を取り出し、膝の上で広げる。
暫く指先で、紙上のリット王国の王都クェードから、ミレシア王国との国境となっているシーレイド
山の中腹にある、トッタン村までの道筋を軽くなぞった。
 その行動を知ってか知らずか、御者の男はフフンと鼻を鳴らして、滑稽な喜劇でも見たかのように
大笑いしはじめた。
笑われた女性は言うまでも無く不快感を露にし、憤慨して言った。


「何だ。何か可笑しい事でもあったのか?」


 男はしっかりと前を見据えたまま、にやにやと笑って答える。


「それはそれは。私の目標がグラストの目標でもあって嬉しいよ」

「だってそうだろう?
パパだって、ここら一帯に出没する山賊の被害報告を見て、眉間に皺を寄せていただろうに」


 女性は肩を竦めて、御者である父親を振り返る。


「違う、違うんだよ。
山賊退治ってのは、私と国王陛下とで仕組んだ建前さ」

「建前、だと?
国王陛下の地に住まう者を脅かす輩をダシにして、何をしようと言うんだ?」

「はっはっは、まだわからんのか。
この程度の仕事、私やグラストが出ずとも旅団の一つか二つも出せば事足りる。
それが何故、私とグラストでなければならなかったか・・・。わかるか?」


 グラストは降参、と言う風に、両手を軽く挙げた。


「お前の婿探しだよ、グラスト。
私も早く孫の顔を拝みたいからね」


 その時グラストが驚きのあまり発した叫び声は、後にシーレイド山の主が咆哮したと言う伝説の
元になったのであった。









「パパ、なぁパパ、私なんぞに求婚してくれる男なんて居るのか?」


 冷や汗を拭う事もせずに、体に玉になった汗を浮かべてグラストは御者をしているセヴランに尋ねる。


「あぁ、居るとも。
残念ながら兵団内にはお前に見合う男は居なかったが、兵団内ではモテモテだぞ?
私が嫉妬するくらいにな」


 セヴランは上機嫌で返答する。


「パパは同性がシュミなのですか?
・・・ではなくて、兵団員は全員仲間です。
まさか、そんな眼で見られているなんて言う事が・・・」

「あるんだよ、グラスト。
一応誤解を解いておくが、私は男に興味があるワケではない。
異性にモテると言うのが羨ましくて仕方が無くて涙で枕を濡らしちゃう、だってオトコノコなんだもん、と
言う意味だ」

「心当たりが全く無いので、信じがたいですが。
まぁ、どちらも証明しろと言って証明出来る事ではないですからね。
そう言う事にしておきましょうか」


 グラストのセリフを聞いたセヴランは口を開きかけたが、周囲をちらと見遣って伸吟を漏らす。


「・・・前言撤回しようか。
余りにモテ過ぎるのも困りモノだな」

「来客、ですか。
それは私に寄ってきたと言うより、なまじパパの身なりがいいが故に大富豪専属の御者とカン違いしての
愚行ではないのでしょうか?」

「そうとも考えられる。
よし、ちょっと連中に聞いてみようか」


 やる気無さ気にそう答えたセヴランは、行動予定を口に出したにも関わらず何もせずに馬の手綱を握っている。
グラストもそれを咎める事はなく、悠長に斧槍を磨き始めた。



 暫くして、お世辞にも好意的とは言えない、みすぼらしい身なりの男達が馬車を取り囲んだ。
男達は一人残らず上品とは言いがたい笑いを浮かべつつ、セヴランとグラストにじりじりと近寄ってくる。


「なぁ、私はあまり面倒な事をしたくないんだが。
おまけにここから先は泉も川も無さそうだから、村に着く前に身なりを整え直す事が出来ないから
なるべくなら、服装を乱したくもないし汚したくもないのだが。
残念ながら私は、君達みたいな野郎シュミは無い。
怪我をする前に立ち去って貰えたら、ありがたいのだが?」


 やがて男達の中から、リーダーらしき人物が前に進み出る。


「中に居る女をわたしな。
そうすりゃ、てめぇのおうちで安心してオネンネ出来るぜ」


 辺りの男達が下卑た笑いを立てる。
セヴランはそんな男達を放置して、面を荷馬車の中へと向ける。


「だってさ、グラスト。
私もここで面倒事を起こすのは御免だ。麗しき村娘達に合わせる顔が無い。
だから、グラストが出てきてくれればあり難いのだが」

「貴様、私をダシにするとは親失格だな」


 荷馬車の中から聞こえたツッコミの声に、辺りを取り囲む男達は


「なっ、中のヤツは男だったのか?!」

「いや、でも、遠目から見たら女だったぞ?それも、極上の」

「それ、クソ女々しい野郎じゃねえのか?」

「お前のせいで無駄足食っちまったじゃねえか」

「そんな、そんなハズは・・・」


 と、中からの声が意外な声色だったので、辺りの男達からどよめきが起こった。


「本当に・・・。
一生に一度しかない経験かもしれんが、異性にモテ過ぎると言うのも困り者だな」


 ククッ、と喉の奥で笑って、グラストは荷馬車の中から顔を出す。
すると辺りの男達は水を打ったように静まり返り、その後生唾を飲み込む音が聞こえた。




セヴランとグラスト1-3





「この中から婿を探せ、と言うのか?
全く、パパはシュミが悪い・・・」


 セヴランは腰のホルダーから剣を出して答える。


「いや、遠慮したい所だな。
こんな品格もへったくれも無い野郎が息子になったら、私の品格までガタ落ちだ」

「そのパパの女癖の悪さが改善してくれれば、私に文句は無いのだがな」


 グラストも荷馬車の中から出てきて、白銀の鎧を日光に晒す。
ガ・ジャルグ赤い槍も同時に日光に晒され、鮮血を塗ったくったような、不気味な緋色を放った。


「ま、私も獣欲に支配された男に興味は無いからな。
パパの期待に応えて、彼らを彼らのあるべき所へと送り返して、オネンネさせるか」


 スパイクのついた靴で御者の椅子を蹴り、一気に荷馬車の側面へと回る。
セヴランもそれに続いて、トロッターの傍へ一人布陣する。


「馬は傷つけるな、殺しても食えない馬だからな。
馬車も馬も傷つけないようにガ・ジャルグ赤い槍を振り回せ」

「ヤー、メーンファータ」


 グラストは短く応えた後、ガ・ジャルグ赤い槍を振り上げ牡牛の角の構えオクセン・フォームを取る。
セヴランも同時に、馬を傷つけないようにとの配慮で愚か者の構えナールズ・フォームを取った。


「何だ、美人さんが騎士ごっこか。
面白い、この御者をキュッと締め上げて、俺らで慰めてやるよ!」


 辺りを取り囲む男達も各々の武器を構え、突撃する。
グラストとセヴランは声にならぬ雄叫びを上げて、男達の相手をし始める。






Next. Chapter.1-4 - ガ・ジャルグの女騎士 -
2008.11.17(21:02)|背徳のシュヴァリエコメント(0)TOP↑


 数時間前までは空腹で、汗やら血やらで悪臭を放っていた中年の騎士だったが、今はきちんと
身なりを整えて、どこからどう見ても豪華絢爛な王宮に相応しい風貌をした騎士となっていた。
 セヴランは大きな扉の前で肩の埃やら腰当の傷やらを慎重に調べ上げた後、背筋をピンと伸ばして
目の前の重苦しい扉の両サイドに居る衛兵をちらっと見遣り、扉を開けさせた。
 扉が衛兵二人の手でゆっくりと、重低音を響かせながら開いていく。暫くして完全に扉が開け放されたのを
確認したセヴランは、息を大きく吸い込み叫んだ。


「セヴラン・パテクリッガ・タイユフェール、リット王国兵団長で御座います。
ルーティス・フィッレ・ロズリット国王陛下に謁見したく、参上致しました」


 慇懃に一礼をしてタイとブローチを正しながら面を上げるセヴランに対し、扉の奥の
王座で宰相と談義していた国王陛下が、快活な笑い声と共に言葉を投げかける。


「やぁ、娘のムコを取り損ねた山賊バスターじゃないか。
元気だったか?」

「ええ、そりゃもう元気でしたよ。
陛下に憎まれ口を叩かれ、それにジョークで応報出来るくらいに」


 伸吟を漏らして、セヴランは続ける。


「うちのじゃじゃ馬娘もようやっと普通の娘らしく子を産んで、孫の顔を見せてくれると思いきや。
仲もよさそうだったし、うまく行ったと思ったら相手を斬殺してしまった上に、
『仕事だ、パパ。山賊の本拠地に乗り込むぞ』と、相手の男の首を掲げて血まみれで寝床に来られた
モンですからね。
娘を見習って子作りの為に文字通り精を出そうとした矢先だったので、メランコリーに入りかけましたよ」


 セヴランはほとほと困ったと言うように、盛大にため息をつく。


「でもまぁ、結果オーライでしょうか。
これでミレシア王国への旅路も安全が確保されましたし、他の山賊への見せしめにもなったでしょう。
私の将来の孫と言う多大な犠牲を払った価値はありますよ。
尤も、私は仕事の為に身内を犠牲に出来るような仕事バカではないので、山賊どもにわたくしの心に与えた
多大な傷を癒すための慰謝料をふんだくりたい気持ちでいっぱいですがね」


 目前の国王陛下を恨みがましく一瞬見遣ったが、すぐに面を伏せ跪いた。
非常に機嫌が悪そうにしている兵団長に苦笑した国王は、『こっちへ来い』と言って兵団長を近付けさせた。


「今回は休暇中の仕事だったので、通常の給料に上乗せして特別に褒美をやろう。
お前もきっと喜ぶぞ」


 にやにやと笑う国王を跪いたまま見上げたセヴランも、国王に負けず劣らずのいやらしい笑みを浮かべて答えた。


「その褒美が屋敷か宝石だったら、迷わず質に入れますがね」


 それを聞いた国王は、自信たっぷりに立ち上がってセヴランにつかつかと歩み寄る。
そして兵団長の前に到着すると、自らの顎に手をやりセヴランを見下ろした。


「リット王国兵団の副団長、オリヴァードを連れてこい。話はそれからだ」


 セヴランはきょとんとして、『畏まりました』と短く答えた後、マントを翻して副兵団長を呼びに向かった。







 栗色の髪の毛をタオルでわしゃわしゃと拭きながら、グラストは机上のビスケットに手を伸ばした。
はむっと咥えたままホットミルクの入ったマグカップに手を伸ばし、左手で咥えたビスキュイを口に
押し込んで直ぐにホットミルクで流し込んだ。


「さて、どこから話したものか。
賊をしょっぴく所からか、村に入ったところからか」


 口をもぐもぐと動かしつつ、グラストは顎に手をやり考え込みはじめる。
行儀悪く机上に座ってビスキュイにぱくついていたル・ガルーは、痺れを切らして姉に言った。


「もうっ、ゼンブだよ!最初っからぜーんぶ話してよっ!!


 不機嫌そうにル・ガルーももぐもぐと口を動かしていたが、その様子を見て笑っていたグラスト
に向かって、


「だって、気になるじゃないかっ!
お婿さん探しに行ったと思ったら、お婿さん連れて来なかった代わりに、英雄になって
帰ってきたんだもん。
グラスト姉さんのお婿さんがどんな人だったのかも気になるけど、お婿さん探しが何で
英雄譚になったのさっ?!」


 と吠えた。
グラストは口の中に入っていたビスキュイをホットミルクで全て流し込んで、ル・ガルーの隣に
椅子を引き寄せてそこに腰掛けた。


「そうか、確かにそうだよな。
じゃあ、最初から全て話そうか。
何故婿探しに旅立つ事になったのか、どうして賊を見つけたのか、いかにして賊を片付けたのか」


 机上のポットに手を伸ばし、ホットミルクをマグカップに注ぎ足した後、一口含んで静かに
息を吐いた。


「・・・・・・この話は、長くなるぞ?」


 そう言ってほくそ笑む姉に対し、ル・ガルーは畏まって、『うん、わかった』と短く答えた後、固唾を呑んで姉の話に聞き入った。





Next. Chapter.1-3 - ガ・ジャルグの女騎士 -
2008.11.16(18:15)|背徳のシュヴァリエコメント(0)TOP↑

 途中何度か躓きながらも、ル・ガルーは廊下を駆けていた。
暫くして玄関口に最も近い螺旋階段を見つけたル・ガルーは、その螺旋階段のスロープに
手をかけて、半ば滑り降りるように数段飛ばしで駆け下りる。


「ル・ガルー坊ちゃん、そんなに急ぐと落ちて怪我をしますよ!」


 上の方からそんな声が聞こえたが、ル・ガルーは全く意に介さずに玄関口へと一目散に駆けた。
暫くして螺旋階段を降り切った後、膝がちょっと痛むな・・・と思いつつも、玄関扉に手をかける。
彼にしては少しばかり重すぎる扉を力いっぱい引き開けた後、ずっと室内に居た彼にとって眩し
過ぎる位の日光が降り注ぎ、彼の目を眩ませた。だんだん目が慣れてきた頃、ル・ガルーの眼
は女性の人影、男性の人影、御者の人影を目視し、胸いっぱいに空気を吸い込んだ後、


「おかえりなさい、グラスト姉さん!お父さん!!」


 と、自らの肺に溜め込んだ空気をありったけ吐き出して、そう叫んだ。
 その声を聞いた女性の人影は、手を胸の高さまで上げてひらひらと振って、


「ただいま、元気にしてたか?」


 と、若い男の様な低く響く声でそう言った。
一方その声を聞いた男性の人影は、金貨袋を懐にしまいながら


「久方ぶりだな、ル・ガルー。いい子にしていたか?」


 と、優しい声で彼に語りかけた。


「うんっ!ちゃんともやしも牛肉もクーペも、残さず食べられるようになったよ!」
「はっはっは、そうか。暫く見ない内に、よく頑張ったな」
「いっぱい頑張ったよ!いい子にしてたら、お話聞かせてくれるって約束だよね、ね?!」


 父親は苦笑交じりに、息子を見遣る。


「そうだな・・・。私もグラストも泥臭い戦場から帰ってきたばかりだからな、久々にうまいメシと
綺麗な風呂に入りたい。それが終わったら私は戦果を陛下に報告せねばならんので、出かけ
る事になるが・・・」

「むぅ・・・」


 ル・ガルーは真っ直ぐに姉の元へと行き、姉のマントをひっしと掴む。


「違うよう、ぼくはお父さんからお話を聞きたいんじゃないよ。
ぼく、姉さんから聞きたいんだ。ね、聞かせてよ、グラスト姉さん」


 マントを少し引っ張りながら、その持ち主の姉を見上げる。
グラストはやんわりと微笑んで、ル・ガルーの頭に手を乗せて髪の毛をくしゃくしゃにして、


「仕方が無いな。かわいい弟が、お父様より私と一緒に居たいと懇願しているのならば。
それを断るなぞ、騎士のやる事ではないな」

 と、微笑みながら答えた。
それから緋色の鎧をがちゃがちゃと言わせながら、グラストは屈んでル・ガルーの手を取り、


「では、風呂と食事の用意が出来るまで、ル・ガルーの部屋で休むとしよう。
どれだけ頑張ったか、成果も拝見したいしな。
・・・お父様、後は任せた。陛下に宜しく言っておいてくれ」


 そう言い残して、屋敷の暗がりの中に向かって歩いて行った。
胸に抱えるようにしてグラストの手を握り締めたル・ガルーも、


「お父さんのお話も、後で聞かせてくれなきゃやだからね。
また今度、聞かせてもらうからっ!」


 と、元気はつらつに言い残して去って行った。


「あぁ、私も土産話をたっぷりと聞かせてやろう。
 ・・・・・・さて、槍の手入れでもするかな」


 手入れをする暇が無く、伸び放題になってあちこち絡まっている髭を擦りながら、父親であ
るセヴラン・タイユフェールは、未だ油と血のこびり付いて所々錆始めている斧槍を肩に担いで、
その他の荷物の運搬と、風呂と食事の用意をするよう侍従に言いつけた後、自室へと向かう為に
硬く冷たい石床に自らの金属ブーツの音をカツン、カツンと規則正しく響かせながら、深紅の
マントを翻した。





Next. Chapter.1-2 - ガ・ジャルグの女騎士 -


≫「Chapter.1 - 1 ガ・ジャルグの女騎士」の全文を読む
2008.11.15(00:31)|背徳のシュヴァリエコメント(0)TOP↑
カテゴリー
最近の記事
せぶんすどらごん
アルカナこれくそん
 

saylusです。
斧使いです。
ふざけた装備の時は
支援仕様なので、
魔法ぶち込んでください。

さぽている
 

ローランですとも。

ブログでレベルアップ
リンク
最近のコメント
さいらすについて
おれの生態についての報告欄。

saylus

Author:saylus
【HN】
サイラス(saylus)
最近は浩介とも名乗ってます。

【ジョブ】
ニート。
病気療養中、とも言う。
とは言いつつも、ゲームシナリオを書き続けAIONをし続ける日々。
すごく・・・謎ニートです・・・。

【GID治療】
男ホル注射さぼってます。
理由は、お外に出ると一日中頭痛と吐き気が止まらないから。
生き残りたい。

【スペック】
生年月日:平成元年4月28日
年齢:今年で22才
性別:フツーの兄ちゃん
その他:条件、眼鏡等。但しAT車に限る。
身長:ちみっこい
体重:一ヶ月で10kg痩せた
性格:
自称、ただのにーちゃん
他称、悪人、変態、など様々である。

【好きなもの】
おっさんキャラ。特にFF7のシドとうたわれのクロウとFFTのダイスダークは別格。ゼノギアスのジェサイアとシタン先生も好き。
ガタイのいい男キャラ
パラディン/クルセイダー
ROの女プリースト系のスリット
及び、女教授のふんどし。
アルベール・カミュ作品全般
シャルルマーニュ伝説
エッダ、カレワラ、ケルト神話。
ゼノギアスとFF全般
ベルセルクとクレイモア
3と9と11と10-2,12はやった事が無い。
FFTのダイスダークはおれの兄。シドルファスは俺のパパン。
アルルゥとアグリアスたんとゼノギアスのマリアたんとマルーたんと雛苺はおれの嫁。
誰が何と言おうと、死んでもアルルゥと雛苺だけは誰にも渡さん。
チェスも好き。紅茶も愛してる。
アールグレイとダージリンとセイロンウバとアップルティーとカモミールティーは最高だ。

【嫌いなもの】
和風スイーツ(笑)ほぼ全て。きなことかもう大嫌い。
とろけるチーズ嫌い。でもピザのチーズはセーフ。
チーズハンバーグとかチーズバーガーとかはアウト。
後、SFモノの作品もあまり好きじゃない。
和風ファンタジーもあまり好きではないかな。
後、女性の立場を上げよう!って団体も嫌い。もう十分じゃねーか。

正直どちらかと言えば和食派。
肉より魚派。
揚げ物より煮物派。
東京で行ってみたい所は浅草。
旅行に行きたい所は京都。テラへ。
半年以内に叶う夢は甲斐性のある男になる事。
これから先の夢は子供を持つ事。
野望は生涯焼きそばとスパゲッティーとさばみそへの愛を貫く事。しいたけも大好きだよ。愛してるよしいたけ。

ブログ内検索
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。