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るべれてん 【 saylus : [根性] 】

[ジョブ]
サラリーマン
フリーライター
見習いカトリック信徒
エクソシスト

[レベル]
21

[称号]
割愛

[HP]
2051 / 5634

[MP]
315 / 645

 

 

 

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The beginning. - Song of Seirenes. -
序章:セイレネスの歌



 ジョイスがいぶかしんだ時には、既にルドゥックの剣はその鞘に無かった。
 身の危険を感じたジョイスは、左腕にしっかりと握り締めたシールドを掲げ、剣と金属盾の
ぶつかる鈍く鈍重な音を待った。その音が聞こえませんように、と微かに祈りながら。
 が、非情にもジョイスの祈りは聞き届けられる事無く、ジョイスが強固な金属盾を頭上に
掲げた直後、予想通りこの夜の帳が下りたばかりの静寂を讃える森に、余韻を強かに残し
た金属音が響き渡った。

「最初から、なーんかおかしいと思ってたンだよな」

 馬のくつわを瞬時に返し、ジョイスと適度な距離を取った騎士ルドゥックは、ジョイスを襲っ
たその時のまま、眼を鋭く、鈍く光らせながら、眼前の敵に全神経を集中させつつ彼特有の
低い声で話しかけた。

 ジョイスには、最初から薄々わかっていた。
 いくら強固な鎧兜を着、厳しく着飾ったとしても。
 生まれの賤しさまでは、隠しきれないのだ。
 前々から重々理解していたつもりだった。
 しかし所詮、彼はハーミット(隠者)に拾われた孤児だったのだ。
 だから、ジョイスの心中に憎悪は影形も無かった。むしろその逆で、彼の心は感謝の色
一色のみだった。
 彼に貴族の親友を与え、そして己の地を守る力を与えてくれた運命を与りし天に対する
深い深い感謝が。
 万物に対する感謝の心を噛み締めながら、ジョイスは畏怖なる静寂を讃える森に、彼の剣
を抜く、短く鋭い音を響き渡らせた。

「・・・・・・やっぱり、他の人には隠せても、ルドゥックには隠せなかったね」

 悲しみを帯びた声色とは裏腹に、ジョイスは馬上で静かに、強かに剣を構えた。

「オレの眼は節穴じゃねえぞ。
 ま、出来りゃあ今ばっかりは節穴になりてぇトコなンだが・・・・・・」

 ルドゥックは軽く歯軋りをして、馬上で再度鈍重な剣を構えなおす。

「てめぇが内通者とわかったからにゃ、陛下の元に帰還する前にてめぇの首を手土産に
 しねえとな」

「へ・・・・・・?」

 見当違いの、ジョイスの言葉を借りれば「心外な」ルドゥックの言葉に、ジョイスは口を
ぽかんと開けて返答した。
 対するルドゥックは表情一つ変えず、吐き捨てるように言った。

「へ、じゃねえだろ。今更バッくれても意味ねえよ。
 てめぇが内通者じゃあなかったら、一体ナンなんだよ」

「ぼくはひとたび剣に誓った事を、破りはしない!
 ルドゥック、君も聞いただろう?ぼくは身命賭して公をお守りすると、この剣に誓っ・・・・・・」

「その『公』がクソッタレなドルト公シャティヨン血税王なら、合点が行くだろ?」

「違う!ぼくの忠誠は、紛れも無くリーディス公サルフェ正義王のものだ!」

「どうだか」

 本気とも皮肉ともつかない一言を発し、ルドゥックは巧みに手綱を操ってジョイスに突
進を仕掛けた。
 違う、そうじゃない、と反論する間も無く、ジョイスは盾を構えてルドゥックの攻撃を受け
ざるを得なかった。


「ちょっと待ってよ、ルドゥック。もうちょっとぼくの話を聞いてよ」

「オレかてめぇがくたばったらな」

 ルドゥックは真面目に取り合う気なぞさらさら無いとでも言いたげに、更なる斬撃をジョイ
スに浴びせかけた。
 剣を構えてはいるものの、徐々にボロボロになって行く金属盾で防戦するだけのジョイス
に痺れを切らしたルドゥックは、ジョイスに攻撃をするのを止め今度はジョイスの騎馬にター
ゲットを変更した。
 まともにルドゥックの斬撃を受けたジョイスの騎馬はどうっと倒れ、落馬したジョイスに重く
圧し掛かった。

「チェックメイト、ってトコだな。素直に投了した方がいいぜ。
 ・・・・・・ま、投了しても首は胴体とおサラバしちまうけどな。
 ちっとは痛くねえように配慮してやらんでもない」

「それは親切にありがとう。
 親切ついでに逃がしてくれれば、ぼくは幸せになれるんだけど」

「天に召されたら主の御許を受けて幸せになれるぜ」

「御許なんかいらないから、現世で幸せになれないかな」

「じゃ、親友としてリーディスの広間で八つ裂きにされる前にブチ殺してやンのが
 幸せだろうよ」

 近くの木に馬の手綱を結わえ、未だ斃れた馬の下でもがいているジョイスに静かに歩み
寄ったルドゥックは、鈍重な両手剣をジョイスの頭上高く振り上げた。

「じゃあな、ジョイス。
 付き合いは短かったが、楽しかったぜ」

 眼に暗い煌きを隠し切れず、思わず口の端を上げたルドゥックを倒れたまま見つめている
ジョイスは、今起こった事、そしてこれから起こる事を刹那の内に甘受していた。

 これからぼくは、ルドゥックに首を持っていかれて。すっごく痛くなって。
 ・・・・・・それから、どうなるんだろう?
 見てみるまで、行ってみるまで、体験してみるまで、ぼくにはわからないな。
 わからないから、気になる。
 気になるけど・・・・・・それを、ぼくは知りたいとは思わない。

 あと一瞬あれば・・・・・・。
 本当に、0.1秒だけでもあればいいんだ。
 一瞬あれば、ルドゥックと和解出来るかもしれない。
 いや、和解出来なくてもいい。誤解されたまま、死にたくはない。
 あと、本当に一瞬あれば・・・。本当に、一瞬でいいんだ・・・・・・。

 ルドゥックが両手剣をジョイスの首目掛けて振り下ろした瞬間。
 ジョイスは、剣を持った左手に力を入れた。




 【 あとがき 】 
主人公が死ぬ小説が書きたかった。
主人公が常に正義で、常に生きてるって作品は唾棄すべき物だと思った。
天に唾したので己に帰ってくると思う。そのうち。
プロット無しの突貫作業だった。
反省はしている。


本当に思いついたままに書いただけです。
続くかどうかは不明です。
プロット無いので展開がよくわかりません。
でも、ジョイスさんは死んじゃうと思うよ。多分。
2008.01.30(17:52)|分類忘れコメント(0)TOP↑
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とは言いつつも、ゲームシナリオを書き続けAIONをし続ける日々。
すごく・・・謎ニートです・・・。

【GID治療】
男ホル注射さぼってます。
理由は、お外に出ると一日中頭痛と吐き気が止まらないから。
生き残りたい。

【スペック】
生年月日:平成元年4月28日
年齢:今年で22才
性別:フツーの兄ちゃん
その他:条件、眼鏡等。但しAT車に限る。
身長:ちみっこい
体重:一ヶ月で10kg痩せた
性格:
自称、ただのにーちゃん
他称、悪人、変態、など様々である。

【好きなもの】
おっさんキャラ。特にFF7のシドとうたわれのクロウとFFTのダイスダークは別格。ゼノギアスのジェサイアとシタン先生も好き。
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パラディン/クルセイダー
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及び、女教授のふんどし。
アルベール・カミュ作品全般
シャルルマーニュ伝説
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ゼノギアスとFF全般
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誰が何と言おうと、死んでもアルルゥと雛苺だけは誰にも渡さん。
チェスも好き。紅茶も愛してる。
アールグレイとダージリンとセイロンウバとアップルティーとカモミールティーは最高だ。

【嫌いなもの】
和風スイーツ(笑)ほぼ全て。きなことかもう大嫌い。
とろけるチーズ嫌い。でもピザのチーズはセーフ。
チーズハンバーグとかチーズバーガーとかはアウト。
後、SFモノの作品もあまり好きじゃない。
和風ファンタジーもあまり好きではないかな。
後、女性の立場を上げよう!って団体も嫌い。もう十分じゃねーか。

正直どちらかと言えば和食派。
肉より魚派。
揚げ物より煮物派。
東京で行ってみたい所は浅草。
旅行に行きたい所は京都。テラへ。
半年以内に叶う夢は甲斐性のある男になる事。
これから先の夢は子供を持つ事。
野望は生涯焼きそばとスパゲッティーとさばみそへの愛を貫く事。しいたけも大好きだよ。愛してるよしいたけ。

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