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るべれてん 【 saylus : [根性] 】

[ジョブ]
サラリーマン
フリーライター
見習いカトリック信徒
エクソシスト

[レベル]
21

[称号]
割愛

[HP]
2051 / 5634

[MP]
315 / 645

 

 

 

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さぁて。
確か昨日の夜、小説書く~とか言ってたような気もするけど。
どのネタで書こうか。

Alyssum Field.から引っ張り出すか。
それとも、サクレの華胥から引っ張り出すか。
どっちにしよう。
よし、今まで全く書いてなかったヘルさんのお話、アリッサムフィールドから抜粋しよう。






Alyssum field. - Peaceful Lullaby 外伝 -


 人によって、英雄の定義は様々だよな。
反吐の出る程に几帳面で鳥臭くておカタい野郎を英雄と言う野郎も居れば、キトゥエ・ロア様達を
英雄と呼ぶヤツも居れば、平等を叫ぶクソ野郎を英雄と言うヤツも居る。

 俺にとっての英雄は、俺らの国の女帝陛下を命を賭して守る野郎どもだと思うね。
死んでその上女帝陛下を守りきれなかったヤツはクソ野郎で、死んだが女帝陛下を守り通せた
野郎こそが、真の英雄だと思うぜ。
 少なくとも俺は、後者になれなきゃ死んでも死にきれねぇな。

 そんな事を考えながら、俺は王宮の庭園で、ナズナを咥えながらごろんと寝っころがっていた。
近衛騎士ってーのは、案外ヒマなんだぜ?
そりゃ、門衛とかの当直になりゃずっと立ってなきゃいけねぇから、ヒマじゃねえんだけどな。
当直がなけりゃ、てきとーに見回ってりゃいいから昼寝する時間もあるってモンだ。

「こんにちは。
 ここで何をしているの?」

 色白で栗毛の、ふりふりドレスを着た少女が俺に話しかけてきた。
見た目だけで言えば、年齢は14~16と言ったトコか。
俺が今年で26だから、一回り近く違いそうだな。
格好からすると、貴族か女帝陛下の遊び相手か。
そう勘繰りながら暫らく見つめた後、俺は彼女の質問に答えた。

「ああ、空を見ていたのですよ。
 そうして、他の国に思いを馳せていたのです」

 少女にはロマンティックな話を切り出すに限る。
別に俺に少女趣味があるワケじゃねえけど、無為に追い返す事も無いだろうからな。
話し相手くらいにはなってやろうじゃねえの。

「同じ空でも、場所によって大幅に違うものですよ。
 西の王国では、空では鳥やハーミット等が忙しなく飛び交っています。
 南の共和国では、汽笛、カモメの鳴き声、水夫達の叫び声が絶え間なく聞こえてきます。
 東の公国では、風が吹けば木のざわざわとした音が聞こえます」

 この女の子は、俺の話に静かに耳を傾けた後、こう切り出してきた。

「では、この帝国では何が聞こえるの?」

 俺は怯まずに言い返した。

「貴方には聞こえないのですか?
 女帝陛下を賛美する、町の女の黄色い声が。
 猛々しく咆哮する、女帝陛下の兵士達の声が。
 彼らは、休む事無く叫び続けていますよ。
 女帝陛下が存在する、と言う事に対する喜びを。
 そして、女帝陛下が賢いお方だ、ともね」

 俺はちっとクサい事を言いすぎたか、と思って、頭をぼりぼりと掻いた。
隣で聞いていた女の子は、神妙な顔つきをした後に俺に問うてきた。

「貴方、さも見てきたかのように話をするのね」

 ここぞとばかりに俺は、こう言い返した。

「誰も、見た事の無い神の姿かたちを的確に言える者は居りません。
 そして、見たことも無いような国の話もまた、的確に言える者は居りません。
 私は、全ての国を歩いてきました。
 ですから、他の誰よりも世界を知っていると自負しています」

 よし、食いついてこい。
 俺はそう思いながら、この少女をじっと見つめた。

「そう・・・・・・。
 だったら、他の国の面白い話を、聞かせて頂けないかしら?」

 こうなりゃしめたものだ。
 俺は勝利を確信して、彼女の望むままに俺の冒険譚を語り続けた―――。







「女帝陛下。
 こんな夜遅くに、何の御用です?」

 俺は眠い目を無理矢理開けて、無精髭を擦りながら女帝陛下に問いかけた。

「ねえ、冒険のお話、聞かせてくれないかしら?」

 目の前の女帝陛下は、俺の首に腕を回しながら問うてきた。
やめろよ、本当に眠ぃんだよ・・・・・・。

「そう言って陛下、私の体力を削ぎ落とす気ですか?」

「あら、無駄な体力を消耗したいの?」

「俺としては遠慮したい所なんすけどね。
 ・・・・・・しかし、陛下の返答次第では、そうなりますね」

 俺は彼女の顎の下に人差し指を添えて、少し持ち上げた。

「陛下は、『女帝陛下』として、俺の話を聞きたいのですか?
 それとも・・・・・・アズラ・ロアとして、俺の話を聞きたいのですか?」

 三十も半ばを過ぎた俺と比較して、未だ二十代中盤の彼女は、俺の腰に手を回して言い返した。

「そうね・・・・・・。
 貴方の恋人として、話が聞きたいわ」

 俺は彼女のベッドに横たわりながら、彼女に言った。

「話が聞きたいのなら、一つ条件があったはずですよ。
 ・・・・・・なぁ、女帝陛下?」

 チュニックのボタンをはずしながら、俺は彼女を見据えた。






「・・・俺はシーツァのヤツを止めたンだよ。
 彼女は俺らの仲間じゃない、絶対に彼女を悲しませるだけだ、ってな」

 俺は唐突にそう言って、傍らで寝ている彼女の髪を指で梳いた。

「俺から見りゃ、やっぱ彼女は不幸になったーって思うけどな。
 ・・・・・・当の本人たちゃ、どうか知らねぇけどな」

 誰に言うともなく、考えるまでもないと思い、俺は上布団を引き上げた。

「さぁて。
 ヤツらから見りゃ、俺らは幸か不幸か・・・?」

 手の届くところに、ナズナの花はある。
 ちょっと振れば綺麗な音で鳴り、鼻を近づければ甘い香りを提供してくれる。
が、根が深いが故に・・・全てを手に入れるのは、不可能で。

 全てを手に入れて、そして失ったシーツァ。
 全てを手に入れられない代わりに、何も失わない俺。

 不幸なのは・・・・・・どっちだ?











出来心でやった。
むしゃくしゃしてやった。
反省も後悔もしている。

2008.08.28(19:49)|Peaceful Lullaby 関連コメント(0)TOP↑
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saylus

Author:saylus
【HN】
サイラス(saylus)
最近は浩介とも名乗ってます。

【ジョブ】
ニート。
病気療養中、とも言う。
とは言いつつも、ゲームシナリオを書き続けAIONをし続ける日々。
すごく・・・謎ニートです・・・。

【GID治療】
男ホル注射さぼってます。
理由は、お外に出ると一日中頭痛と吐き気が止まらないから。
生き残りたい。

【スペック】
生年月日:平成元年4月28日
年齢:今年で22才
性別:フツーの兄ちゃん
その他:条件、眼鏡等。但しAT車に限る。
身長:ちみっこい
体重:一ヶ月で10kg痩せた
性格:
自称、ただのにーちゃん
他称、悪人、変態、など様々である。

【好きなもの】
おっさんキャラ。特にFF7のシドとうたわれのクロウとFFTのダイスダークは別格。ゼノギアスのジェサイアとシタン先生も好き。
ガタイのいい男キャラ
パラディン/クルセイダー
ROの女プリースト系のスリット
及び、女教授のふんどし。
アルベール・カミュ作品全般
シャルルマーニュ伝説
エッダ、カレワラ、ケルト神話。
ゼノギアスとFF全般
ベルセルクとクレイモア
3と9と11と10-2,12はやった事が無い。
FFTのダイスダークはおれの兄。シドルファスは俺のパパン。
アルルゥとアグリアスたんとゼノギアスのマリアたんとマルーたんと雛苺はおれの嫁。
誰が何と言おうと、死んでもアルルゥと雛苺だけは誰にも渡さん。
チェスも好き。紅茶も愛してる。
アールグレイとダージリンとセイロンウバとアップルティーとカモミールティーは最高だ。

【嫌いなもの】
和風スイーツ(笑)ほぼ全て。きなことかもう大嫌い。
とろけるチーズ嫌い。でもピザのチーズはセーフ。
チーズハンバーグとかチーズバーガーとかはアウト。
後、SFモノの作品もあまり好きじゃない。
和風ファンタジーもあまり好きではないかな。
後、女性の立場を上げよう!って団体も嫌い。もう十分じゃねーか。

正直どちらかと言えば和食派。
肉より魚派。
揚げ物より煮物派。
東京で行ってみたい所は浅草。
旅行に行きたい所は京都。テラへ。
半年以内に叶う夢は甲斐性のある男になる事。
これから先の夢は子供を持つ事。
野望は生涯焼きそばとスパゲッティーとさばみそへの愛を貫く事。しいたけも大好きだよ。愛してるよしいたけ。

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