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るべれてん 【 saylus : [根性] 】

[ジョブ]
サラリーマン
フリーライター
見習いカトリック信徒
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[レベル]
21

[称号]
割愛

[HP]
2051 / 5634

[MP]
315 / 645

 

 

 

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> Chapter.1 - 1 ガ・ジャルグの女騎士
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 途中何度か躓きながらも、ル・ガルーは廊下を駆けていた。
暫くして玄関口に最も近い螺旋階段を見つけたル・ガルーは、その螺旋階段のスロープに
手をかけて、半ば滑り降りるように数段飛ばしで駆け下りる。


「ル・ガルー坊ちゃん、そんなに急ぐと落ちて怪我をしますよ!」


 上の方からそんな声が聞こえたが、ル・ガルーは全く意に介さずに玄関口へと一目散に駆けた。
暫くして螺旋階段を降り切った後、膝がちょっと痛むな・・・と思いつつも、玄関扉に手をかける。
彼にしては少しばかり重すぎる扉を力いっぱい引き開けた後、ずっと室内に居た彼にとって眩し
過ぎる位の日光が降り注ぎ、彼の目を眩ませた。だんだん目が慣れてきた頃、ル・ガルーの眼
は女性の人影、男性の人影、御者の人影を目視し、胸いっぱいに空気を吸い込んだ後、


「おかえりなさい、グラスト姉さん!お父さん!!」


 と、自らの肺に溜め込んだ空気をありったけ吐き出して、そう叫んだ。
 その声を聞いた女性の人影は、手を胸の高さまで上げてひらひらと振って、


「ただいま、元気にしてたか?」


 と、若い男の様な低く響く声でそう言った。
一方その声を聞いた男性の人影は、金貨袋を懐にしまいながら


「久方ぶりだな、ル・ガルー。いい子にしていたか?」


 と、優しい声で彼に語りかけた。


「うんっ!ちゃんともやしも牛肉もクーペも、残さず食べられるようになったよ!」
「はっはっは、そうか。暫く見ない内に、よく頑張ったな」
「いっぱい頑張ったよ!いい子にしてたら、お話聞かせてくれるって約束だよね、ね?!」


 父親は苦笑交じりに、息子を見遣る。


「そうだな・・・。私もグラストも泥臭い戦場から帰ってきたばかりだからな、久々にうまいメシと
綺麗な風呂に入りたい。それが終わったら私は戦果を陛下に報告せねばならんので、出かけ
る事になるが・・・」

「むぅ・・・」


 ル・ガルーは真っ直ぐに姉の元へと行き、姉のマントをひっしと掴む。


「違うよう、ぼくはお父さんからお話を聞きたいんじゃないよ。
ぼく、姉さんから聞きたいんだ。ね、聞かせてよ、グラスト姉さん」


 マントを少し引っ張りながら、その持ち主の姉を見上げる。
グラストはやんわりと微笑んで、ル・ガルーの頭に手を乗せて髪の毛をくしゃくしゃにして、


「仕方が無いな。かわいい弟が、お父様より私と一緒に居たいと懇願しているのならば。
それを断るなぞ、騎士のやる事ではないな」

 と、微笑みながら答えた。
それから緋色の鎧をがちゃがちゃと言わせながら、グラストは屈んでル・ガルーの手を取り、


「では、風呂と食事の用意が出来るまで、ル・ガルーの部屋で休むとしよう。
どれだけ頑張ったか、成果も拝見したいしな。
・・・お父様、後は任せた。陛下に宜しく言っておいてくれ」


 そう言い残して、屋敷の暗がりの中に向かって歩いて行った。
胸に抱えるようにしてグラストの手を握り締めたル・ガルーも、


「お父さんのお話も、後で聞かせてくれなきゃやだからね。
また今度、聞かせてもらうからっ!」


 と、元気はつらつに言い残して去って行った。


「あぁ、私も土産話をたっぷりと聞かせてやろう。
 ・・・・・・さて、槍の手入れでもするかな」


 手入れをする暇が無く、伸び放題になってあちこち絡まっている髭を擦りながら、父親であ
るセヴラン・タイユフェールは、未だ油と血のこびり付いて所々錆始めている斧槍を肩に担いで、
その他の荷物の運搬と、風呂と食事の用意をするよう侍従に言いつけた後、自室へと向かう為に
硬く冷たい石床に自らの金属ブーツの音をカツン、カツンと規則正しく響かせながら、深紅の
マントを翻した。





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ちょっと訂正。@11/16

主人公は姉さんじゃないけど、暫くグラスト姉さんが主人公になります。
2008.11.15(00:31)|背徳のシュヴァリエコメント(0)TOP↑
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Author:saylus
【HN】
サイラス(saylus)
最近は浩介とも名乗ってます。

【ジョブ】
ニート。
病気療養中、とも言う。
とは言いつつも、ゲームシナリオを書き続けAIONをし続ける日々。
すごく・・・謎ニートです・・・。

【GID治療】
男ホル注射さぼってます。
理由は、お外に出ると一日中頭痛と吐き気が止まらないから。
生き残りたい。

【スペック】
生年月日:平成元年4月28日
年齢:今年で22才
性別:フツーの兄ちゃん
その他:条件、眼鏡等。但しAT車に限る。
身長:ちみっこい
体重:一ヶ月で10kg痩せた
性格:
自称、ただのにーちゃん
他称、悪人、変態、など様々である。

【好きなもの】
おっさんキャラ。特にFF7のシドとうたわれのクロウとFFTのダイスダークは別格。ゼノギアスのジェサイアとシタン先生も好き。
ガタイのいい男キャラ
パラディン/クルセイダー
ROの女プリースト系のスリット
及び、女教授のふんどし。
アルベール・カミュ作品全般
シャルルマーニュ伝説
エッダ、カレワラ、ケルト神話。
ゼノギアスとFF全般
ベルセルクとクレイモア
3と9と11と10-2,12はやった事が無い。
FFTのダイスダークはおれの兄。シドルファスは俺のパパン。
アルルゥとアグリアスたんとゼノギアスのマリアたんとマルーたんと雛苺はおれの嫁。
誰が何と言おうと、死んでもアルルゥと雛苺だけは誰にも渡さん。
チェスも好き。紅茶も愛してる。
アールグレイとダージリンとセイロンウバとアップルティーとカモミールティーは最高だ。

【嫌いなもの】
和風スイーツ(笑)ほぼ全て。きなことかもう大嫌い。
とろけるチーズ嫌い。でもピザのチーズはセーフ。
チーズハンバーグとかチーズバーガーとかはアウト。
後、SFモノの作品もあまり好きじゃない。
和風ファンタジーもあまり好きではないかな。
後、女性の立場を上げよう!って団体も嫌い。もう十分じゃねーか。

正直どちらかと言えば和食派。
肉より魚派。
揚げ物より煮物派。
東京で行ってみたい所は浅草。
旅行に行きたい所は京都。テラへ。
半年以内に叶う夢は甲斐性のある男になる事。
これから先の夢は子供を持つ事。
野望は生涯焼きそばとスパゲッティーとさばみそへの愛を貫く事。しいたけも大好きだよ。愛してるよしいたけ。

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