俺は生唾をごくりと飲み込んで、腕組をして座っていた。
神妙な顔つきをしたまま椅子に座って幾時間。本当に、覚悟を決めるのに
時間がかかった。
「な、高々表をいじるだけだろ?
SELECTは表からデータを引っ張り出す作業だ。
INSERTは列の挿入、DELETEは削除だ。
カンタンだろう?」
隣に居るヤツはそう言うが、その・・・何だ。
やっている事は簡単なのに、これ考えた野郎はまどろっこしく記述し過ぎ
なんだよな。
そもそも何だよ、この文法。
副問い合わせとか眠くなるぜくそったれが。
「けど、その『カンタン』がとても難しく感じる場合、どうすりゃいいんだよ」
「そりゃ努力と言う対価を払って難易度を下げればいいんだ。
努力を払わずして難易度は下がらんよ」
まぁ・・・それも正論だな。
「そうだ、な・・・。
よし、俺がんばるぜ!」
腹を括って立ち上がり、俺はルーズリーフとシャーペンと黒ファイルを装備した。
「この戦争が終わったら、ヴァルハラナイツするんだ・・・。
そして、テスト前にゼノギアスクリアするんだ・・・。
なぁに、カンタンさ。もうディスク1の終盤なんだから・・・」
「な、なぁ、その、ゼノギアス、ディスク2は殆どサウンドノベルで
レベル上げとかの作業よりもイベント時間が長・・・」
「このOracleブロンズSQLと科目試験は俺に任せろ。
お前はただ、安全な場所から見ているがいい。
なぁに、こんなの一ひねりさ・・・」
ヤツは尚も何か言いたげにしていたが、諦めたのか踝を返して俺から
離れた。
俺はヤツが背後に下がったのを確認して、ルーズリーフを楯にシャーペンを
武器にして構えた。
「さぁ来い、クエリークエリーなSQLっ!!
・・・・・・こいつは、倒してしまっても構わんのだろう?」
口角を上げて、俺は机に向かった。
そんなワケで、俺2週間くらい本気出します。
ゲームは一日一時間!
(以上ッ!)
・・・あれ?
俺マジメに勉強する気、無いのかな。

最後に遊びまくろうと思って、この2日間ゼノギアスとヴァルハラナイツ(1の方ね)
をやりまくっていたわけですが。
家族の視線が凄く痛いです。
でもどっちにしろ明日より、ステート異常:死亡フラグが付与されちまうので
汚名はすーぐ返上出来るさ。
俺、ゼノギアスでキスレブの地下水路を彷徨いながら、クエリークエリーなボスを
ブロードソードって名前のシャーペンで倒すんだ。
さて、以下ちょっと凄く言いたかった愚痴。
俺そこまでヒマじゃねえ。
まじでムカつくんだよ。クラスメイト。
ってここで言っても仕方ないだろうがな。
クラスで本気で大嫌いなヤツが一匹だけ居るんだが。
そいつの言動にまだカッカしております。
学校より大事な用事があるのか?
冠婚葬祭以外で。
アルバイトが学校より大事なんて言い訳を使うのは
斬首してもいいくらいの大罪だと思うんだが。
いや、ここまではいい。
バイトしなきゃ暮らしていけないってヤツも居るだろうからな。
ただ、俺が怒ってるのは。
ヤツの発言なワケですよ。
『 私、貴方ほどヒマじゃないから。
忙しいから学校来れないの。わかる?』
(事実とは若干異なる場合がございますが、大体こんな主旨の発言)
ふざけんなよと。
誰がヒマだと言った。俺だって忙しいんだよ。
現在、そいつを嫌っている事を悟られないよう行動しておりますが。
本当はブン殴りたい程に大嫌いなんだよな。
いや、実際ブン殴ったけど。
兎も角。
一応、空気まずくさせない為に配慮はしているが。
何と言うか、自己中心的な発言しかしないヤツの対処法を模索しないと
この先生きのこるのがつらそうだな。
ま、どうせあと1年後には会わなくなるから、それまでの我慢と思うか。
社会勉強の道具にさせて頂くか、ちょっと今年中に考えておこうか。
さて、風呂から上がったらまたキスレブ地下水路に篭るか・・・。
何だかFF8を連想させるようなダンジョンだけど、何か敵が異様に強い。
クマギュウ達も大好きなアクアソルSも売ってないし。
ランクAになれたはいいけど、あの半獣いいモン売ってくれないし。
むきーっ!!
よし、風呂。
【 saylus : [突難 / 胆石] 】 

